PDA(小型の情報端末)用のオペレーションシステム。
スケジュール管理やメモ、または専用のソフトウェア(Palmware)によりアプリケーションを追加できる。
軽快な使用感とバッテリーの持ちの良さ、分かりやすいユーザーインターフェースにより人気を得た。
本来は個人のスケジュール、アドレス管理用の端末だが、医療分野での特殊な計算の算出やデータベースが多く開発され、一部業種で使われるようになった。
PalmOS5.0から仕様を一新しサポートするCPUも変更された。
現在はほぼスマートフォン用OSとして使われている(これまでのアプリケーションも内部のエミュレータにより使用可能)。
Treo、Tungsten、Clie、VisorなどのハードウェアでPalmOSを搭載している。
日本語版PalmOSはSony(Clie)の撤退によりの販売されなくなり、残念なことに個人による日本語化で細々と使われているのが今の現状である。
PDAのOSとしてはMicrosoftもPalmに習いPalm size PC(Windows CE)というOSを開発し、後にPocketPC、Windows Mobile(W-ZERO3など)と名前を変え存続しているが、こちらはあまり医療・バイオ関連の業務用アプリケーションの開発は見られなかった。
器具・装置
パーム-オー-エス
PalmOS
PalmOS