胎児が21〜36日の妊娠初期に服用するとアザラシ症と呼ばれる病気の原因となるため販売が禁止となった睡眠薬の一種。
原因は、薬理作用を持つ「R体」以外に鏡像異性体として精製される「S体」が強い催奇形成があった為であるが。S体の分離が困難であったためそのまま睡眠薬として販売されていた為であった。催奇形成以外にも流産防止作用があったとされる。
この教訓から新薬の審査基準に催奇形性の危険性の調査と鏡像異性体に対する調査義務が追加された。
副作用あ問題となっているが、鎮静作用や催眠作用以外の効果もある為、その他の病気の治療薬としても注目されている。
核酸・酵素
サリドマイド
サリドマイド
thalidomide