小型の情報端末で、スケジュールやアドレス帳、メモ帳の機能を備える。古参のユーザーは「パッド」と呼ぶ場合もある。
明確な定義は無いが基本的にはパソコンの機能に近く、「PIM(スケジュールやメモ帳などシステム手帳にある機能をコンピュータで実現すること)の機能を持つ」
「アプリケーションの追加ができる」
「パソコンと情報をシンクできる」
「小型で手のひらに収まるかそれよりも少し大きめ程度」
と言ったものである。
そのOSにはWindows Mobile(Microsoft)やPalmOS(Palm Computing)、Zaurus(SHARP)、EPOC(PSION)、Newton(Apple)などがありそれぞれ得意とするところが異なる。
当初はZaurusやNewton、PSIONなどがあったが一般に普及することはなかった。一般に普及したのはPalmOSのPilot1000が発売されてからである。
その後にMicorosoftが参入を図りPalmPCを発売すると発表したが裁判で敗訴しPalm-size PCと改名、これがPocketPCとなり現在のWindows Mobileの原型となった。
現在はその多くがスマートフォンとして一部が残るのみである。ZaurusはLinuxベースのOSへと変更しPDAとして残っているが、EPOCはスマートフォン用のOSとしてSymbian OSとなりPalmOSも一部のスマートフォンに搭載されているのみである。
器具・装置
ピー-ディー-エー
PDA
Personal Digital Assistants