MicrosoftがPDA市場の参入を図ろうと開発したOS。
WindowsCE2.11を使用しておりPDAと言うよりもPCを小型化した様な設計となっていた。
GUIも左下にスタートボタンが配置されており、Windowsと同様の操作でスケジュールやメモ帳を起動すると言う操作性でありハードウェアの性能も十分では無かった当時にWindowsの小型版を搭載していたため動作が非常に遅かった(ちょっとした操作でも数秒から十数秒待ち時間が必要なことも多かった)。
またサポートするCPUもSH-3、SH-4、MIPS、ARMと複数ありそれぞれのCPU専用のソフトでなければ同じPalm-size PC用でも使用できない。
このOSを搭載したデバイスではCASIOのCASSIOPEIAシリーズが有名だがCASIOはそれ以前にZOOMERでPalm Computingで協力していた経緯があったが失敗に終わっている。
Microsoftも反省を踏まえてPocketPCとして改良したOSを出しGUIが大幅に修正され、ExplorerやPocket Word、Pocket Excel、Pocket Internet Explorerなどが追加された。
その後にWindows Mobileとして現在は主にスマートフォンに搭載されている。
器具・装置
パーム-サイズ-ピー-シー
Palm-size PC
Palm-size PC